CMDからポート調べる方法
ポートの確認には、コマンドプロンプトから、下記のコマンドを打てば出る。
netstat -an
プロトコル
使用されているプロトコル。TCPかUDPが表示される。
※TCPやUDPは通信特性により使い分けられている。
ローカルアドレス
ポートを開いている自分のIPアドレス(接続元IPアドレス)と、その開かれているポート番号が表示される。
外部アドレス
自分の開いているポートに接続している相手のIPアドレス(接続先IPアドレス)と、そのポート番号が表示されます。
状態
LISTENING(接続待ち)、ESTABLISHED(接続)、CLOSE_WAIT(切断中)、TIME_WAIT(CLOSEまでの待ち時間)
※TIME_WAITはサーバーなどとのコネクションを切断する時に、同じポートを瞬時に使われて混同しないように待ち時間をとっている。
ポート割り当て一覧
Wiki様のページから、TCPやUDPにおけるポート番号一覧を調べて見ると、
- システムポート番号(0-1023)
- ユーザーポート番号(1024ー49151)
- 動的・私用ポート番号(49152-65535)
となっているようです。
詳細は、Wiki様のようなページから調べて頂くとして代表的なポートだけ掲載しておきます。
参考
【メール関連】
・SMTP ポート番号:25(TCP)
・POP3 ポート番号:110(TCP)
・IMAP2、IMAP4 ポート番号:143(TCP)
・IMAP3 ポート番号:220(TCP)
・Message Submission ポート番号:587(TCP)
・SMTP over SSL(SMTPS) ポート番号:465(TCP)
・IMAP over SSL(IMAP4S) ポート番号:993(TCP)
・POP over SSL(POP3S) ポート番号:995(TCP)
【ウェブ関連】
・HTTP ポート番号:80(TCP)
・HTTPS ポート番号:443(TCP)
・FTP ポート番号:21(TCP)
・SSH ポート番号:22(TCP)
・TELNET ポート番号:23(TCP)
【サーバ関連】
・DNS ポート番号:53(UDP)
・NTP ポート番号:123(UDP)
・SQLServer ポート番号:1433(TCP)、1434(UDP)
【共有関係】
・SAMBA ポート番号:137(UDP)、138(UDP)、139(TCP)、445(TCP)
接続先のポート状態を調べる方法
Windows10では、Powershellを使えば通信相手のポートが開いているか確認することが出来ます。
Test-NetConnection -ComputerName [相手のIPアドレス] -Port [確認するポート番号]
自分のパソコンの接続先ポートを見ていると全く知らないIPアドレスに443ポートで接続しているので調べて見ることにしました。
TcpTestSucceededという項目が、「True」の場合は、相手先のポートが空いているという判断です。
「False」の場合は、閉じているという事になります。
この方法を覚えておけば、SqlServerなどに接続できない時に、端末の方からSqlServerのポート状態を確認することができますね。