ゲーミングパソコンを組み立ててみようと考えてパソコンパーツを揃えて組み上げて電源ボタンを押すと、起動している様子ですが、BIOS画面さえも出てこない状態でした。調べてみると、
ココがポイント
Ryzen CPUの末尾の「G」というのが関係している
ことがわかりました。
パソコン構成
参考
- マザーボード MSI製 B450 GAMING PLUS MAX
- CPU AMD Ryzen 3 3100, with Wraith Stealth cooler 3.6GHz 4コア / 8スレッド
- メモリ シリコンパワー DDR4-2133(PC4-17000) 8GBX2枚 288Pin 1.2V CL15
グラフィックスカード GTX1050TI 4Gカード DDR5カード 4GB PCI Express 3.0 128ビット(返品)- グラフィックカード SAPPHIRE NITRO+ RADEON RX 5500 XT 8G SPECIAL EDITION
- PCケース Thermaltake VIEW 31 TG ミドルタワーPCケース CS6813 CA-1H8-00M1WN-00
SSDは、80GBのIntel製の中古品を使いました。
電源入れてもBIOS画面さえ出ない理由
パソコンの電源を入れると、ちゃんと起動しているような雰囲気は出ています。
しかし、一向に画面が真っ暗で何も出てきません。そこで、最小限パーツだけにして電源いれましたが、BIOS画面さえも出てこないという状態でした。
いろいろと調べると自分と同じ症状で悩んでいた方への回答がYahoo知恵袋にありました。
答えが見つかりました!!
MSI B450 GAMING PLUS ATX のオンボードグラフィックスに対する注意事項(抜粋)。
Only support when using AMD® Ryzen™ with Radeon Vega Graphics Processors 末尾が「G」のRyzen以外を使う場合はオンボードグラフィックスが使えません。
自分のRyzen3の型番は、3100であり、「G」がついていません。つまり、
ココに注意
マザーボード上のグラフィック機能は使えないよ
って事でした。
そこで、GTX1050TIを積んでモニターで確認したところ無事にBIOS画面が出るようになりました。
AMDのCPUは、Gシリーズは、GPU内蔵CPUらしく、オンボードのVGAが使えるようです。
ゲーミングPCになると、最初からグラフィックボードを購入する人が多いかと推測してCPU自体にGPUが搭載されてないんですね。勉強になりました。
Windows10のクリーンインストール
組み上げたPCへ、Windows10をインストールする訳ですが、USBからクリーンインストールしました。
マザーボードB450の場合、DelキーでBIOS画面になり、F11キーでBoot選択画面になります。
Boot選択で、USBにて、起動し、Windows10を64bitのhomeエディションでクリーンインストールしました。
なぜ、このバージョンにしたのかと言えば、リサイクルWindows10のライセンスキーに合わせたのです。
WindowsUpdateができない謎
何時もの事ながら、WindowsUpdateには泣かされます。
初期化に使ったWindows10のビルド 10240(2015年7月29日)だったので、最新版までアップデートしないとサポートが外れてしまいます。
WindowsUpdateが酷すぎて迷惑だが、使わざるを得ない現実
最新ビルドが、バージョン 20H2 ビルド 19042 2020年10月2日なので、マイクロソフトのアップデートサイトからアップデートさせることにしました。
「Update now」から通常は手動で20H2の最新ビルドにアップデートできますが、アップデートの途中でフリーズしてアップデートできませんでした。
しかたなく、その下の
ココがポイント
「Download tool now」というのを使ってアップグレードしたら20H2にアップデートできました
参考
ちなみに、「Download tool now」という所から、Windows10の最新版のインストールメディア(USB等)が作成できるようです。先にこれでインストールしていれば、WindowsUpdateする手間も省けましたね。
Windows10のライセンス認証
最近のニュースでマイクロソフトもクラウドの方で儲けているようなので、Windows10でのライセンス認証が緩和されているように感じるのは自分だけでしょうか!?
このゲーミングマシンに使ったライセンスは、使わなくなったWindows7のノートパソコンのライセンスです。
つまり、
ココに注意
Windows7のプロダクトキーをWindows10のライセンス認証で使用
しました。
ライセンス認証で通ってしまったからWindows10を使う分には全く問題ないのですが・・・
怖いのがライセンス違反ですね。
ちょっとだけ調べてみましたが、
注意ポイント
メーカー製のパソコンにインストールされている Windows のライセンスは、そのパソコンでのみ使用可能なライセンスらしいので注意が必要
です。
マイクロソフトも使っちゃいけないライセンスなら通さなければいいのにと思うのは自分だけでしょうか!?
自分の場合は、実験としてWindows10のライセンスを捨てちゃうノートパソコンから移植しましたが、ちょっと触ったら無難にLinuxにでもしようと思っています。