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【FileMaker Pro】非常に残念なログイン方法とWebDirect

FileMakerPro WebDirect

ココがダメ

WEBデータベースとして期待していただけにFileMaker WebDirectへの失望感は拭えない!

 

ユーザーマスタからログイン管理

このサイトを参考にユーザーマスタからログイン管理する方法を実験しました。

この方法を使えば、簡単に、ユーザーを追加、有効無効、削除、パスワード変更などの管理ができました。

このような参考ページがあると本当にありがたいです。

 

ユーザー毎にデータを絞りたい方法

やりたいことは、ユーザーでログインしたらデータを絞りたいのです。

つまり、システムを複数人で使用する場合、完全にデータを分けたいという想定です。言い換えれば、

ココがポイント

同じシステムをユーザー毎でデータを切り分けしたい!

想定する使い方としては、そのシステムをユーザー毎に完全に独立させて使いたいという場合の事を考えています。

もっと先を述べるなら、WebDirectにて、WEB公開した時に、複数ユーザーにサービス公開したいという事を考えています。

その事前調査として、まずは、ログインしたユーザーでデータを絞れるかの実験です。

方法は簡単でした。

(1)「Get(アカウント)」関数で絞り込めばいいだけです。

FileMakerPro WebDirect

がしかし、それだけでは、すべてを表示ボタンにて全レコードが見ることができてしまいます。

(2)アクセス権セットにて、アカウント以外は表示制限しました。

FileMakerPro WebDirect

これでログインしたレコードだけを絞り込み表示させることができました。

FileMakerPro WebDirect

3件のレコードがあるよって表示にはなっていますが、「すべてを表示」ボタンがグレーアウトされており他のデータに制限がかけられたようです。

 

WebDirectでの挙動

残念な事に、ClarisIDがアカウントになるようです。

せっかくユーザーアカウント管理を実験しましたが、WebDirectでは関係ないようです。

つまり、

注意ポイント

複数のユーザーに対して注文をWebDirectにてWEBで受け付けてFileMakerProにて処理をしたいという場合の使用方法は難しいということではないでしょうか!?

ユーザー毎に、ライセンスを当てがって、ユーザーにはClarisIDを取得してもらって・・・そういう使い方を想定してないソフトなのでしょうかね!?

本当に残念です!

 

自分なりに実験したり調査した結果からの事にはなりますが、中小企業で社員とのデータベースとして使用する用途や、本店支店などの特定の端末やユーザーが使用する用途じゃないと使っちゃいけないデータベースかもしれません。

 

WEBデータベースの壁

前述べしましたが、処理は社内で行うが、受注をWEBで受けたいなどのケースがあります。

WEBでの注文を、一般公開したいケースがあります。

そのWEBでの注文フォームにて、選択肢を絞り込んだりできる自動入力機能などが欲しいです。

そういう期待から、FilemakerWebDirectを期待しましたが、ClarisIDが必要だったりライセンスが必要だったりと、一般公開への壁が存在しました。

 

ココに注意

結局、ASP.NETやLaravelやPythonなどを勉強しないと実現しない感じが否めません

 

データベースを簡単に、WEB公開できるというWebDirectに期待してだけに失望感が強いです。

 

オンプレミスならClarisID認証から解放

FileMakerServerをCloudじゃなく、自前でUbuntuにてオンプレミスにて準備したら、ClarisID認証から解放されました。

【FileMaker Pro】ログインでユーザーデータを切り分ける方法(自己流)

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