Canonインクジェットプリンター（IP4800）で黒（PGBK）だけでないのでヘッド洗浄した結果

この季節になると年賀状作成の為にインクジェットプリンターを使いたくなるものです。

年賀状の裏側の印刷も終わり、宛名を印刷しようとしたら、何度やっても白紙状態です。

「BK」と「PGBK」の違い？

ノズルパターンを印刷すると、「BK」はちゃんと印刷されていましたが、「PGBK」が印刷されてないようです。

なんで同じ黒色なのに、２種類あるのでしょうか？

何となく違いは分かりましたが、染料インクと顔料インクという事で、インクジェットプリンタのノズル詰まりの原因になるんじゃないのですか？

更に、染料インクよりも、顔料インクの方が粒子が大きいらしい。

つまり、速乾性があるが、ノズルの目詰まりしやすいってことですね。

荒療治「ヘッド洗浄」を決意

自分のように、PGKBの黒だけ印刷できないって人が多いようで、沢山の記事がありました。

そんな中に、プリンターヘッドを洗浄したら回復したという記事をみました。

プリンターヘッドを洗浄しても回復しなかったという記事も多く見かけましたが、とりあえずチャレンジだけしてみることにしました。

まずは、お湯でヘッド部分をガンガン洗い流しました。

その後、お湯に３０分ほど浸け置きしました。

※２、３日浸け置きした方が良いという記事をみましたが、せっかちな自分は待つことができませんでした。

その後、洗濯物のように２時間ほど乾かしました。

インクも詰め替えてテストした結果

まずは、いままで使用していたインクを付けてノズルパターンを印刷してみることにしました。

マゼンダとイエローも印刷されなくなりました。

しかたなく、新しいインクと交換したところ、スタートラインに戻りました。

おいおい！

ヘッド洗浄して、インク交換して、元に戻っただけ！

相変わらず、なんどヘッドクリーニングしてもPGKBの黒は印刷されませんでした。

再度お湯に浸け置きしたり、エタノールを試してみたりと・・・・・やる気力が起きません！

PGKBが使えなくても黒が出る

PGKBは、文字などの印刷で沢山使う事が多いので、他のタンクよりちょっと大きめだし、文字が滲（にじ）まないように速乾性があるんだと思います。

でも、使いたい時に目詰まり起こしているんじゃ使えないですよね。

しかし、PGKBを使わなくても、黒印刷はできるようです。

印刷時に、「文書印刷」「標準画質」「普通紙」を選択すると「PGBK」インクが使用され、「写真印刷」「最高画質」「フォト用紙」などを選ぶと「BK」インクが使用されるようです。

ただ、大量に印刷する場合は、通常よりもインクの減りが早くなりコスパも悪くなることは言うまでもありません。

自分の場合は、インクジェットプリンターを使うのは、年賀状だけなので、このまま使い続けようと思います。

インクジェットプリンターの目詰まり

昔から、インクジェットプリンターを購入したら、

ことは分かってしましたが、年賀状程度しか印刷しないので、やっていませんでした。

いつもは、カラーを必要としていませんので、モノクロレーザープリンタしか使っていませんでした。

もし、今後カラー印刷が必要ならば、プリンタ購入を考えますが、ランニングコストがかかっても、カラーレーザープリンタが欲しいと思ってしまいました。