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マイクロソフトの呪縛(DELL Vostro3470修理)

ココに注意

パソコンが激重で使えない!?

CPU100%で激重状態のVostro3470

今回持ち込まれた激重パソコンは、DELL製のVostro3470になります。

desktop-vostro-3470desktop-vostro-3470

持ち込まれた時点で起動してみると中々、Windows10の画面が出てきませんでした。

起動してからも激重のモッサリ感は否めません。

デバイスの仕様を確認すると、CPUが、2コア2スレッドなので非力ではありますが、事務作業では問題ないかとおもいます。

また、メモリも8GB搭載していますので激重になるほどの基本スペックでは無いと考えます。

起動してから、タスクマネージャーにて確認しました。

激重パソコン

起動してしばらくは、CPU100%になり、CPUの非力さを確認できましたが、数分もすれば落ち着きました。

しかし、何かをしようとすると、

ココがダメ

ディスクが100%張り付き状態になり激重になりました!

 

Windows10もしばらく使用していると初期化メンテナンスが必要なのですが、初期化するとソフトやデータ消えて使用者が困る事が良くあります。

自分の場合は経験上、このような症状の場合は、HDDからSSDへの換装という判断をします。

1TBのHDDが搭載されていたので、1TB以上のSSDでないとハードコピーできないので在庫のSSD1TBで行けるか心配でしたが、ちゃんとハードコピーすることができました。

Windows11起動が遅い
参考Windows11の起動が遅すぎる!?SSDからSSD換装で解決

Windows11にアップグレードしたパソコンが、気づいて見れば起動が遅くなっていました。パフォーマンスを見ると、ディスクが100%になっており、怪しいと思えるSSDを別のSSDにコピーして見る事にしました。

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ココがおすすめ

SSD換装した激重パソコンは生まれ変わったように軽快に動き出しました!

 

Officeがライセンス切れ!?

パソコンが軽快に動き出したのは良いのですが、ワードやエクセルを起動してみると、ライセンス認証画面が出てきていました。

オフィスライセンス認証

既に、Office 2013 のサポート終了となっているのですが、ライセンスが外れるということもマイクロソフトオフィスを使用していると良くある事です。

更にタチが悪いことに、使用者もプロダクトキーさえ紛失して分からない状態になっている事です。

こうなると、新しいライセンスを購入してもらうしか方法がありません。

 

Microsoft365のインストール

パソコン使用者がパソコン疎(うと)い方なので、自分にMiceosoft365をインストールして欲しいと言われました。

最近のOfficeもWindowsもマイクロソフトアカウントが確実に必要になります。

仕方なく、新しくマイクロソフトアカウントを作成しました。

別のメールアドレスとか電話番号とか、SMS認証など、色々複雑な手間を取らされるかと覚悟しましたが、今回はすんなりと取得できました。

Microsoft365の方は、1年間のサブスクスタイルにてアマゾンから購入しました。

自分のパソコンからアマゾンで購入しましたが、ライブラリーから移動して、マイクロソフトアカウントと紐付しないといけないようです。

自分が使用するなら自分のパソコンからマイクロソフトアカウントと紐付するのは問題ないのですが、他者のパソコンのマイクロソフトアカウントを紐付させるという事は何となくトラブルの元になりそうなので嫌なものです。

でも使用者が全く分からないのでやって欲しいというお願いなので仕方ありません。

ひやひやしながら自分のパソコンからマイクロソフトアカウントとの紐付をさせました。

そして、該当パソコンに移動して、マイクロソフトに移動してログインするとMicrosoft365の各アプリのダウンロードとインストールをすることができました。

Microsoft365

 

Microsoft365ライセンス認証の難

Microsoft365をインストールしたのはいいのですが、ライセンス認証をさせなければ意味がありません。

Microsoft365ライセンス認証

マイクロソフトアカウントにてログインして、プロダクトキーを入力したらライセンス認証終了かと思っていたら、

ココに注意

いきなり、PINを要求されました!

Microsoft365ライセンス認証

Microsoft365のライセンス認証にPINって関係あるの!?

更に、このPINってのは、Windows10の方じゃないの?

ちなみに、Windows10を起動するときは、パスワード無しのPIN要求もされません。

当然、使用者がPINを知っている訳もなく、途中プロダクトキーを入力画面になったりもしましたが、最終的にはPINを入れないと先に進めなくなっていました。

PIN

PINのリセットなどもできるようですが、アカウント登録のメールアドレスに送られたコード入力して確認したりと何かと面倒です。

なんで、Microsoft365をインストールするのに、Windows10のPINが関係あるの?

ココがダメ

マイクロソフトの呪縛としか言いようがありません!

 

結局、使用者から思い当たるPINを試して先に進むことができました。

なぜ、このようなメンドクサイ状況になったのかと考えると、たぶん、Windows10にも、マイクロソフトアカウントでPINを設定しており、今回のMicrosoft365をインストールするのに、別のマイクロソフトアカウントでインストールしようとしたからじゃないかと推測します。

1台のパソコンでWindows10のマイクロソフトアカウントと、Microsoft365のマイクロソフトアカウントが違うからWindows10での本人確認でPINを求められたという事じゃないかと思いますが、使用者の代わりに設定するケースだってある訳ですから、その辺の呪縛から逃れる為に余計な時間を費やしてしまう事になります。

 

 

 

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