ココがポイント
256MBのSATA M.2 SSD を 1TBのNVMe M.2 SSDにハードコピーで換装する!
自分は何の意味があるのかわかりませんが、富士通のノート型パソコンFMVWC2S17のSATA M.2 SSD を NVMe M.2 SSDに換装する依頼を受けましたのでやりました。
前回は、既にソフトで換装後のエラーを回復させる作業
同じノートパソコンで、依頼者が既に、NVMe M.2 SSDに付属されていたソフトを使って丸ごとSATA M.2 SSDから換装後に起きたトラブル対応しました。
今回は、まだ換装されてないFMVWC2S17のSATA M.2 SSD を NVMe M.2 SSDに換装させる依頼を受けましたので、エラーを回避させるために、ソフトを使わずに、
ココがポイント
ハードコピーで丸ごと換装させる!
方法でやってみようと思います。
SATA M.2 SSD を NVMe M.2 SSDにハードコピー換装
SATA M.2 SSDを換装させるために、下記のアダプターを購入しました。
そして、もともと所持しているSATAのSSDをNVMe M.2 SSDにハードコピーする為の機器を使います。
アダプターを挟むので、ちょっと心配でしたが、10分程度でハードコピーすることができました。
ココに注意
ハードコピーなので、エラーは出ないはず!
ところが、ソフトでコピーした時と同じようなブルー画面が出てしまいました。
FMVWC2S17はSSD換装するとエラーが出る!?
ネット検索すると、FMVWC2S17のノートパソコンは、SSD換装するとエラーが出るという記事をみました。
つまり、ソフトであろうがハードであろうがSSD換装するとエラーがでるのかもしれませんね。
前回の前例があったので、今回もDOSプロンプトから、
sfc /scannow
を実行してみました。
ところが、再度ブルーバックのエラー画面で修復してくれません。
コマンドプロンプトから、sfc /scannowでも修復できなく、スタートアップ修復でもダメでした。
そこで、スタートアップ設定から、セーフモードで起動(6番)させてから、sfc /scannowを実行しました。
すると、いつもとはちょっと違うメッセージ画面
さらに詳しく
修復しようとしています
なんか期待させるようなメッセージが出てきました。
そして、終わって再起動すると見事にWindows11が起動することができるようになりました。
パーテーションの拡張しないと未割当のまま
ハードコピーすると、パーテーションの拡張をしないと、1TBになりません。
そして、こんな時には、過去にもお世話になっている「MiniTool Partition Wizard 無料版」ですね。
このソフトは、無料でSSDやHDDのパーテーションの変更ができるので本当に助かっています。
ダウンロードしてインストールして、実行したら、無料版のインストールを選択します。
次に、パーテーションの拡張を行います。
自分は、このまま「OK」をして何回かトライしましたが、全く拡張されませんでした。
真ん中のスライドバーを右端(最大)にしないと拡張できませんので注意してください。
最大にして、「適用」したら、再起動しなくても拡張されました。
システムなどが領域を使っていますので、1TBのSSDでも、927GBにしかならないようですが、これでFMVWC2S17のSATA M.2 SSD を NVMe M.2 SSDにハードコピーで換装が完了となりました。
前回のソフトコピーの時は、マイクロソフトのOutlookが起動しなくて、プロファイルを新規で作成して回避したケースもありましたが、ハードコピーだったので、Outlookも問題なく起動しました。