過去に使用していたiPhoneを再利用しようとしたら、パスワードが分からなくなってしまいました。
そこで、今回は、BuhoUnlockerというソフトを使ってロック解除することができるのか試用してみました。
BuhoUnlockerというソフト
BuhoUnlockerは、iPhoneのパスコード、Apple ID、MDM、Screen TimeなどのAppleセキュリティロックを解除するためのシンプルなユーティリティツールです。
ホームページで確認すると、iPhoneに設定しているセキュリティロックを解除できるというソフトのようですね。
今回の自分の様に、放置していたiPhoneを再利用したいけどロックがかかってしまって困っているような場合には最適なソフトじゃないですか!?
iPhoneのパスコードとAppleIDは分かりますが、MDMとScreenTimeってなんでしょうか?
MDM
MDM(モバイルデバイス管理)とは、企業などで利用されるモバイル端末を一元的に監視・管理するためのサービスやソフトウェアのことで、主に、モバイル端末のリモート制御や機能の一元管理などに有効。
ScreenTime
iPhoneの使用状況を確認したり、アプリの使用時間やコンテンツを制限したりする機能である。
子供用のiPhoneにパスコードを設定してアプリ使用に制限時間を設定したり、ファミリー共有で親のiPhoneから子供のiPhoneを管理することが可能。
MDMもScreenTimeも、設定したパスコードなどを忘れてしまったら確実に困るという感じですね。
BuhoUnlockerのインストール
BuhoUnlockerのホームページより「無料ダウンロード」もしくは、「ダウンロード」をクリックするとプログラムがダウンロードされました。
そのファイルを実行するとインストールされましたが、インストール時間は、30秒もかかりませんでした。
※まだ、iPhoneを接続してない画面
実際にiPhoneのパスコードを解除する
ここからは、実際に自分のiPhone8を使ってパスコードが解除できるかを試用してみました。
iPhone8をリカバリーモードに移行させる。
リカバリーモードの注意点ですが、
iPhone8の上音量ボタンをクリックしてから、下音量ボタンをクリックし、電源ボタンを長押しするのですが・・・
ココに注意
iPhoneが再起動してからリカバリーモードに入るようです!
説明には、iPhoneが再起動するような事が書いてなかったので、再起動したら失敗したのかと思い込んでしまいましたが、再起動しても、電源ボタンを押し続けたらリカバリーモードに入れたようです。
ファームウエアのダウンロード画面になりました。
これが結構時間が必要で、自分の場合は、30分程度かかりました。
ココに注意
ファームウエアのダウンロード中に、iPhoneが勝手に再起動
ファームウエアのダウンロードが終わったので、気にせずに先に進むことにしました。
ちなみに、ここで「ライセンスコードを入力」という画面が出てきました。
ココに注意
ライセンスコードを購入してない場合は解除できません!
ライセンスコードを入力してアクティベートしたら先に進めましたが、ここでリカバリーモードに入らないとダメなのです。
リカバリーモードに入ると、下の画面になりました。
下の画面になったら、iPhoneが再起動しました。
iPhone8の方は、iOSがアップデートしているような画面でした。
このあと、iPhoneが再起動して、パスコードを再設定する画面が出てきました。
まとめ(重要内容含む)
BuhoUnlockerを使用しなくてもパスコード等を解除する方法があるようです。
ただ、簡単にパスコードを解除したいという場合は、BuhoUnlockerを使う選択肢もあるかもしれません。
実際に自分で試用して分かった事で重要な事があります。
ココがポイント
パスコードをただ単に解除するソフトじゃなくリカバリするソフトです!
いつものように、取説などよく読まないで試用していますので、自分的には、ただ単にパスコードを解除してくれるものだと気軽に考えてソフトを使っていましたが、このソフトは、リカバリするので、スマホに入っているアプリやデータなどは、iCloud、iTunes(PC等)などにバックアップしてない限り復元できない事になります。
今回のiPhone8には、ほとんどアプリが入ってない状態なので、iCloudも無料範囲にてバックアップからの復元でできましたが、データの大きな、写真や音楽は復元できませんでした。
自分の場合は、パソコンに保存してあるのでパソコンから復元できますが、その辺を理解してない初心者の方にとっては、BuhoUnlockerでパスコード解除したことでスマホに保存してあるデータが消えて寂しい思いをする可能性もあります。
だいたい、このソフトを使用する用途としては、iPhoneの再利用時のパスコード不明などが多いと思いますので、データなどは無くなっても良い前提にはなるかと思いますが、
ココが重要
現在御利用中のiPhoneの場合は、しっかりとパスコードやアップルIDなどの管理をされることが必要
また、同時に何かの時の為に、パソコンへのバックアップや、クラウドサービスへのバックアップなどをしたほうが無難です。
そして、しっかりと復元できる環境があるなら、むしろiPhoneを工場出荷時に戻す初期化と言う方法もありますね。