【FileMakerServer2025+FileMakerPro2025】ソフトウエアアップデート作業全行程(2/4)
ココがポイント
さくらのクラウドに構築したUbuntu server 24.04.02 LTSのサーバーにFileMakerServer2025をインストール
クラウドサーバーからwgetでプログラム入手
まずは、Clarisのマイページにログインして、FileMakerServer2025を入手する為のURLを確認してみました。
ココがポイント
ファイルのダウンロード先は、https://downloads.claris.com/esd/fms_22.0.2.204_Ubuntu24_amd64.zipとなるようです
FileMakerServer2025インストール
sudo apt install wget sudo apt install unzip sudo apt update sudo apt upgrade mkdir fminstaller cd fminstaller wget https://downloads.claris.com/esd/fms_22.0.2.204_Ubuntu24_amd64.zip unzip fms_22.0.2.204_Ubuntu24_amd64.zip ls ※filemaker-server-22.0.2.204-amd64.debのファイルがある事を確認 sudo apt install ./filemaker-server-22.0.2.204-amd64.deb
進捗前半のところで、たぶんライセンス規約の同意に、「y」を入力してEnterしました。
インストールタイプに「0」入力してEnterしました。
管理者情報として、ユーザー名、パスワード、4桁のPIN番号を入力すると、先に進みました。
詳細のインストール方法は、Clarisのページにもありました。
FileMakerServer2025が起動しない!
※上の画面は、起動してないのではなく起動しているという意味らしい。
ココがダメ
インストールしだけではFileMakerServer2025は起動してくれないのか!?
再起動してやっても起動してないようです。
調べてみると、下記の様な不具合内容がありました。
ココに注意
Claris様は何をかんがえているのでしょうか?ちゃんとやってくれよな!(小言が漏れる)
回避策
下記のパスのファイルから、IPv6 アドレスを削除する必要があります。
/opt/FileMaker/FileMaker Server/Data/Preferences/dbs_config.xml
削除後、下記のパスのファイルを更新して、代わりに IPv4 アドレスを使用するようにします。
/opt/FileMaker/FileMaker Server/Tools/NginxLB/fms_LB_HTTPS.user.conf
この修正が完了すると、ロードバランサがサポートする IPv4 アドレスで正常に起動できるようになります。
意味が分からないので、Copilotに詳細をきいてみた。
いろいろとやってみた結果
ココに注意
ファイヤーウォールの問題だった!
ufw(ファイヤーウォール)をオフにすれば接続OK
色々調べってみると、Claris様の場合、Ubuntu24では、ちょっとした情報が錯乱しているようです。
Admin Consoleにアクセスするためには、16000ポートを解放しないとダメとかあったので、解放してみたりしましたが表示されませんでした。
Admin Consoleは、16000ポートじゃないとインストールに失敗しているとか・・・ふざけるな!
ココがポイント
ファイヤーウォール(以下ufw)を全開放した状態にすれば、普通にアクセスできました!
FileMakerServer2025やUbuntuにセキュリティ的な問題がなければ全開放しておいても良いのですが、さすがに全開放では気持ちが良くないので、80ポートだけ開ける事にしました。
sudo ufw allow 80/tcp sudo ufw status
そして、Https://IPアドレス/admin-console/とやれば下記の様な画面になりました。