仮想通貨マイニングを開始する時に、何も考えずに、MSI製のRadeonRX570というグラフィックカード(以下グラボ)を3枚購入してしまいました。
しかし、実際にNiceHash Minerを使ってマイニングを開始すると、7MH/s~10MH/sというマイニングする価値のない効率が悪かったので、
ココに注意
グラボ放置していました!
しかし、このグラボは、GDDR5というメモリが8GBも搭載しているので放置するには勿体ないスペックです。
グラボ認識しているがマイニング効率悪い
とあるサイトから調べてみると、RX570(8G)
さらに詳しく
130Wで、30MH/sの効率を発揮する
という情報を得ました。
Windows10でグラボ認識させて、NiceHashでマイニングするだけですと全くマイニング効率悪いです。
Radeon Softwareでチューンアップ
いろいろと調べてみると、RX570は、初期状態ではグラフィクスモードになっているらしい。
それを、
ココがポイント
コンピューティングモードに変えたほうが良い
という情報を得て変更しました。
GPUワークロードというところから、「グラフィクス」になっているので、右側のドロップダウンから「コンピューティング」を選択しました。
しかし、ハッシュレート的には劇的に改善する事はありませんでした。
というか、この設定を変更したらパソコンの再起動が必要だったようです。
ちょっと再起動に気づかずに、別の方法に進んでしまいました。
Kawpowから、Dagger Hashimotoへ変更できた!?
自分はNiceHashをPCにインストすると起動してそのままの設定でマイニングを開始すると、普通に、Dagger Hashimotoのアルゴリズムになりマイニングがされていました。
Radeon系グラボの場合だと、たまに、他のアルゴリズムになってしまいましたが、自動なので何もしない事が一番良いと思い込んでいました。
しかし、今回は、Radeon系グラボなので、強引に手動でDagger Hashimotoに変更できないものか?と考えた訳です。
ちなみに、
ココがポイント
Dagger Hashimotoへの強制変更は、他のアルゴリズムをすべてOFF
にすればいいらしいです
また、NiceHashの設定を確認すると、なにやら赤文字でエラーになっていましたが、これは、コンピューティングモードにしてから再起動をすれば改善されました。
28MH/sの効率を出せた!
もしかすると、アルゴリズムをDagger Hashimotoにするだけで、効率が上がったかもしれませんが、下記の3点で効率がアップするということにします。
- コンピューティングモードにする
- Dagger Hashimotoにアルゴリズムを設定する
- RadeonSoftwareでグラボメモリのオーバークロック
特に、コンピューティングモードにして、Dagger Hashimotoにアルゴリズムを変えるだけで、24MH/sにまで改善していました。
あとは、RadeonSoftwareをつかっての、メモリクロックを、2050MHzにまで持っていくと、28MH/sがでるようになりました。
しかし、NiceHash Minerが不安定であり、頻繁に落ちる様子が伺えましたので、メモリクロックを、2025MHzにしました。
最終的には、2025MHzにして、2台のRX570でマイニングをやってみると、57MH/sまで効率を上げる事に成功しました。
電源の方をもっと実験して行けば、もっと落とせるかもしれませんが、1枚当たり120Wで稼働させることができました。
「もの論ちゃんねる」動画
自分のYouTubeチャンネル「もの論ちゃんねる」において、今回の内容を動画してみました。
よかったら、ご視聴してみてください。
チャンネル登録と、動画高評価など、動画制作の意欲につながりますので応援お願いします。