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無償版「SQL Server 2017 Express」の制限事項を確認

 

無償版SQLServerを利用していますが、無料の「SQL Server 2017 Express」でどの程度までなら使えるのかを自分なりに調べてみました。

 

1ソケットまたは4コアの小さい方

 

簡単に調べると、SQL Server 2017 Express が今のところ最新版のようですが、無料版ですが、どの程度使う事ができるのでしょうか?

詳細の情報はマイクロソフトのページに書かれていますが、私には理解できない事が沢山ありますので、調べてみました。

1 つのインスタンスで使用される最大計算容量 - SQL Server データベース エンジン 1 ソケットまたは 4 コアのいずれか小さいほうに制限

 

これは、ハード構成のことでしょうかね?

現在、クラウドのWindowsサーバで、

1Core-1G

というプランを利用しています。

何かの作業をするだけで、パフォーマンスが100%になっていましたので、能力不足が考えられますが、私の構成の場合、

疑問ポイント

4Coreまでアップグレードしても使えると考えていいのでしょうかね?

多分、いいんでしょうね。費用の関係もあるので、実際に能力不足になったらアップグレードしてみたいと思います。

 

詳細が書いているページを発見しました。

1CPUで、8コア搭載しているマシンなどがあった場合は、4コアに制限されるってことですね。

 

ところで、インスタンスって?

インスタンスについて

専門用語が出る度に調べないと何のことはさっぱりと分かりません。本当に初心者には辛いところです。

さて、インスタンスってのは何かと調べると、

さらに詳しく

インスタンスとは、SQLServerそのものの事

を言うらしいです。

 

出典「@IT

 

私の場合は、無料のSQL Server 2017 Expressをインストールしたので、インスタンス名は、SQLEXPRESSって名前になるようです。

有償版のSQL Serverの場合なら、「名前付きインスタンス」とかいう方法で、1台のサーバーに複数SQL Serverをインストールすることが可能なようですね。

つまり、インスタンス毎に、まったく違うメーカーが入っていて、対象になるメーカーのデータベースだけ作業するときなどは、他のインスタンスには影響が出ないという事になりますね。

何となく理解できました。

 

 

インスタンスごとのバッファー プールの最大メモリ

インスタンスごとのバッファー プールの最大メモリ 1410MBに制限

 

これも何のことだか?って感じですが、パソコンで言うRAMの様なものでしょうね。多分。

1410MB(約1.4GB)ですが、ネットを調べてみると、

ココがポイント

1GBの容量で、新聞の文字数で、約2000日分

だそうです。

つまり、相当巨大なデータベースでない限りこの程度のメモリで全く問題ないと想定します。

 

 

リレーショナル データベースの最大サイズ

リレーショナル データベースの最大サイズ 10GBに制限

 

今度は、インスタンスじゃないので、インスタンスの中に分けたデータベースの1つのデータベース容量制限が10GBということですよね。

これも、よほど巨大なデータベースでない限り問題無いように思えますね。

 

 

他にも制限あるけど小規模なら大丈夫かな!?

 

ここまで調べて最後までとも思いましたが、私が携わる程度の規模なら全く問題ない制限かと推測しますので、その問題にぶち当たった時に考えてみたいと思います。

とにかく、小規模レベルなら「SQL Server 2017 Express」で問題ないと考えても良いかと思います。

 

ただ、

ココに注意

無料版なので、制限ではなく使えない機能

があるようです。

 

例えば、自動バックアップなどのメンテナンスプランが使えないようです。更に、SQLServerから送信するメール機能なども使えないという事ですね。

バッチファイルなどを使って代用する方法もあるので、なんとかなりそうです。