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SSL化させる時の備忘録(XSERVER編)

最近では、SSL化してないホームページを見ると放置されてるなーって思ってしまう今日この頃です。自分のページも無料でSSL化したり、会社のホームページは有料でSSL化したりしていますが、どうしても忘れてしまいます。

その為の備忘録としてブログにしておきます。

無料SSLでの確認

最近では、ほとんど無料SSL化という感じでサーバー屋さんで準備されていますが、「Let's Encrypt」ってのを使う時に、90日で終了になるために、更新が必要になり、その度に設定をしなおさなければならないような感じのサーバー屋さんもあります。

90日も経過すると、はっきりいって忘れてしまいます。

その設定の仕方は、サーバー屋さんのサポートページに書いてありますので、その手順に従ってやっていけばよいですね。

私も複数のサーバー屋さんを使っていますが、Xserverの無料SSLは更新も自動でやってくれるようで便利です。

設定の方法は、下記のようなサイトをみれば詳細は乗っています。

XSERVERの本家の説明ページ

エックスサーバーへWordPressインストール後「無効なURL」表示に困った話

エックスサーバーでSSL化するのは超簡単! 無料で設定できるよ!

 

SSL設定しても無効なURL

DNSが引けるまで数日かかる場合もあるよって脅されていますが、いままでの経験上数分で引ける場合もある。そんなせっかちな人には、いろいろと試す方法があります。

無料SSLの設定が終了して、10分後接続してみたら、

無効なURLです。
プログラム設定の反映待ちである可能性があります。
しばらく時間をおいて再度アクセスをお試しください。

この画面から変更しません。また、30分後にやっても同じです。

仕方なく、ブラウザのChromeのキャッシュを削除してみました。

キャッシュの削除方法などは下記のサイトを参考にどうぞ。

エックスサーバーへWordPressインストール後「無効なURL」表示に困った話

ブラウザのキャッシュクリア方法

 

WWW付きでアクセスでOK

次に、https://www.独自ドメインでアクセスしたら、アクセスできました。

不思議な事に、これでアクセスした後は、https://独自ドメインでも見ることが可能になりました。

ちなみに、XSERVERのほうでは、

上記の管理パネルのように、自動でリダイレクトの設定をしてくれるようです。

もし、この設定が無い場合は、自分でhtaccessなどを編集してリダイレクトを変えないといけませんね。

http➡httpsへリダイレクト設定

現時点では、http://独自ドメインでアクセスできてしまいます。

せっかくSSL化したので、すべてをSSL化で統一したいものです。

そこで、httpでアクセスしてきたものをhttpsにリダイレクトの設定が必要になります。

ここからは、htaccessの編集が必要になりますので、FTPなどでサーバーにアクセスして修正が必要になります。

SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_NoCacheMode=off
SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_StaticMode

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress

 

上記がデフォルトのhtaccessですが、下記のようにしたらhttpsにリダイレクトになりました。

SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_NoCacheMode=off
SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_StaticMode

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
</IfModule>

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress

WordPressの設定をhttpsにする

最終設定にて、WordPressの方をhttpsに統一させます。

これで、Wordpress内のリンクなどもすべてhttpsにて統一されました。

XSERVERのように、無料で更新までしてくれるSSLサービスがあると助かりますね。

 

XSERVERでSSLが更新されない?

サイトをみていたら、XSERVERでSSLが更新されないという記事をみたのでリンクを貼っておきます。

エックスサーバーの無料独自SSLが自動更新に失敗したら手動で更新しましょう

失敗したら何か連絡がくるようなので、管理パネルから手動で更新できるようですね。

一から設定しなければならないのではなければ良しとしましょう。