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PCI Express ×1はPCI Express ×16に刺して使えるって本当!?

最近はパソコンに増設ボードなどを刺す機会が少なくなりPCI-e(PCI-Express)スロットなど意識もしていませんでした。

しかし、仮想通貨マイニングにハマりグラフィックボードの熱対策から、

ポイント

PCI Express ×1のスロットをつかえなくどうしようと考えていた時にPCI Express ×16にも刺して使える

ことを知りました。

 

そもそも×1、×16とか何?

昔のマザーボードでも、PCI Express ×1とPCI Express ×16くらいはあったように記憶しています。

そもそも形状が違う以外に何があるのでしょうか?

さらに詳しく

x1、x4、x8、x16はレーンというらしい!

送信用と受信用のデータ伝送路を2本束ねたもので、レーンを複数束ねることで、高速にデータを転送することができます。例えると道路の車線です。1本より4本、4本より16本の方が車の流れは早くスムーズです。PCI-Express x16のスロットは16レーン使えて、PCI-Express x1のスロットは1レーン使われています。(引用:拡張カードの接続規格 PCI-Express

 

つまり、×1を16本束ねた物が×16ってことだね。

×4とか、×8などになると、スロットの幅が違うようですね。

 

 

PCI Express 4.0ってのは何?

調べてみると、この数字は世代を表しているようです。

WiKi様を見ると、もう第6世代が出現予定になっているようですね。

そして、世代が違えば、転送速度が変わるってことですね。

詳細は、WiKi様のページを参考にしてみてください。

 

 

PCIスロットって何?

現在のマザーボードなどには搭載されていませんが、古いマザーボードなどになると、下記の写真のようにPCI-eが刺せないスロットが存在します。

どうも、これがPCIスロットという物だったようです。

ここに刺すには古い拡張ボード(PCI規格)以外はさせないので使い物にはなりそうもないですかね。

 

 

×16に×1を刺して使えるのかの疑問

まず、調べる前にやってみました。

刺す位置を間違えると壊す恐れがあるという動画を見たことがあるので恐る恐る実験してみました。

結論的には、全く問題なく、

ココがポイント

×16スロットに、×1のボードが刺さりグラフィックボードも稼働

※16レーンのうち1レーンしか使えないので転送速度が遅い事は言うまでもありません。

 

ただ、良く調べると、マザーボードのPCI-eの世代が古かったりすると、拡張するボードが対象世代より新しい場合には認識しなかったり、動かなかったりするそうです。

その場合は、マザーボードのBIOSというのを最新にすれば対応できる場合もありますが、パソコン玄人関連の作業になります。

 

PCI-Express x1は、PCI-Express x1スロットに刺すのが正当ですが、やむ負えず拡張ボードの位置関係で難しい場合などは、PCI-Express x16を使うという技があることを知りました。

 

色々と勉強になりました。