難しい依頼で困る
普通のHDDからSSDに換装したり、M.2に換装したりした事は何度もあります。
https://pctips.jp/pc-hard/nvme-m2/
https://pctips.jp/operatingsystem/windows11-slow-boot/
https://pctips.jp/pc-hard/chenge-hdd-ssd-clone/
しかし・・・今回は、
ココがポイント
SATA M.2 SSD から NVMe M.2 SSDに換装
だいだい、自分でもM.2の形をしたSATAがある事が良く変わらなかったし、2.5インチの大きさじゃなければ、すべてM.2だとひとくくりにしていました。
SATA M.2 SSD と NVMe M.2 SSD
そもそもSATAのスロットに NVMe M.2 SSDがさせるのだろうか!?
特に当たる爪もなく、難無く刺さってしまいました。という事は、使えるって事のようですね。
Copilotに、今回のノートパソコン(FMVWC2S17)で使えるのかを聞いてみた!
富士通のLIFEBOOK WS1/C2 FMVWC2S17は、NVMe M.2 SSDに対応しています。M.2スロットを使用して、NVMe規格のSSDを取り付けることが可能です
使えるようですね。ホントかな!?
既にユーザー様がクローンを作成
既に、ユーザー様が、このM.2 SSDを購入して、バックアップコピーソフトダウンロード特典を使ってクローンを作成していました。
がしかし・・・
ココがダメ
ブルー画面が出て起動しない
という事で依頼になりました。
ここまで、自分でクローン作成できるスキルがあるので、ここから自分に振られても困る事は言うまでもありません。
でも、他にやる事も考えれば見つかるのでやってみようと思います。
ブルー画面は修復オプションで対応
ブルー画面がでたら、何と言っても起動ディスクからの修復オプションになるかと思います。
こういう時に限って、Windows11のUSB起動ディスクが見つからないものです。仕方なく、ダウンロードして、rufusを使ってWindows11の起動ディスクを作成しました。
https://pctips.jp/pc-soft/rufus-hiveos/
しかし、USB起動ディスクが起動してくれません。
あー嫌になります!
いろいろと、F2キー押したり、F8キー押したりしながら、セーフモードにしてみたりと試して、やっと下の画面がでました。
しかし、
ココに注意
このオプションで回復した経験は記憶にありません!
でも、やって回復できれば、それに越したことはないのでやるしかありません。
やっぱ回復できませんとなりました。
セーフモードでは起動できた!
F8キーを押し続けてセーフモードではWindows11が起動することができました。
ということは、あとちょっとだけ何かをすれば、普通に起動できる可能性があるということで、DOS画面から下記のコマンドを打ってみました。
sfc /scannow
このコマンドは、実際のシステムファイルチェッカーで、システムファイルの欠落や破損による問題を解決するために使用することができるようです。
実際にやってみると、HDDのチェックディスクのような進捗%が出てきて10分も経過したら終了していました。
再起動して見ると、なななんと普通に起動するようになりました。
ココがポイント
SFCでWindows11の起動が回復できました!
この後も、ダメだったら、下記の様なコマンドも試す予定でした。
●HDDのチェックをするコマンドで修復なども行う。 chkdsk /f /r /x ●Windowsイメージを修復し、ディスクの健全性を回復する DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth DISM.exe /Online /Cleanup-image /RestoreHealth ●bootrec.exeコマンドの助けを借りて修正する bootrec.exe BOOTREC /FIXMBR BOOTREC /FIXBOOT BOOTREC /RebuildBcd
回復しなければハードコピー
今回は、ユーザー様がM.2の特典からのソフト(Acronis True Image for Western Digital)を使ってクローンを作成したようですが、回復しないようならば、ハードコピーをする予定でした。
元になる、SATAのM.2は普通にWindows11が起動できる状態は確認していましたので、元がしっかりと存在しているならば、ハードコピーすれば簡単な話となるのかと思います。
もともと、Unitek 自由自在コピー台は持っていたのですが、SATAのM.2に対応してないので対応が難しくなってしまいました。
それなので、下記の変換アダプターを注文していたところでした。
しかし、ハードコピーするまで行かずに、回復できたのでキャンセルしました。
まさか、SATAでM.2のような形状をしたものから、NVMe M.2 にクローンをつくるケースがあるとは想定していませんでした。
いろいろと勉強になりました。