Freenove ESP32-S3-WROOM CAMボード
前回のブログで、Arduino IDEをWindows11パソコンにインストールして、開発環境を整えました。
https://pctips.jp/iot/esp32-start/
今回は、基本中の基本であるLEDのON-OFFを実験してみようと思います。
ただ、電子回路に関してはド素人なので備忘録として分かった点も記載して残しておこうと思います。
ESP32というマイコンボードは、何種類か存在するようですが、まったく知識がない自分は、キットで購入しました。
そのキット内に含まれているESP32は、
ココがポイント
Freenove ESP32-S3-WROOM CAMボード
という機種のようで、Wi-FiとBluetoothを搭載しているだけではなく、カメラやSDカード端子なども付いている優れものになるようです。
使いこなせないかも・・・。
そのボードのピン配置などの詳細は、Freenoveのサイトからダウンロードできました。
とにかくLEDのONーOFF
とにかくLEDのON-OFFをやってみようかと思い購入した本から回路をさがしてみました。
LEDを点灯させたり、消したりするLチカは簡単そうですが、
さらに詳しく
LEDに接続する抵抗値が分からない?
どうも、ピンから出力される電圧は、3.3Vという事がわかりました。
つまり、ONの時が、3.3Vで、OFFの時が0Vという事になります。
では、抵抗値ってどうやって出せばいいの?
オームの法則(電圧=電流×抵抗値)くらいは覚えていましたので、抵抗値は、「抵抗値=電圧÷電流」くらいは分かります。
本によると、抵抗にかかる電圧は、「電源電圧ーLEDにかかる電圧」なので、3.3V-2V=1.3V
LEDのデータシートから、流れる電流は、20mAが推奨されているようなので、1.3V÷0.02A=65Ωとなりました。
でも、現時点持っている抵抗が243Ωと200Ωしかないので、両方とも試してみる事にしました。
直接3.3Vを電源とできる場所から、LEDの明るさを比較すると、243Ωの方では、薄暗く点灯し、200Ωの方は明るく点灯しました。
これなら、抵抗なくてもけるんじゃないの?って思いましたが、抵抗が無いという事は、推奨電流値を越えてしまう可能性があるので壊れるようです。
これでLEDが点灯する環境は整ったので、プログラムの方に進むことにしました。
ESP32のGPIO14からコントロール
プログラムは至ってシンプルですね。
GPIOの14番ピンをON(3.3v)にするだけのプログラムになります。
左上のチェックでコンパイルが始まり、→矢印でボードに書き込み実行されるようです。
ココに注意
大文字小文字も判別するようで、間違うとエラーが出ました!
いきなり、ボード書き込みでも、コンパイルして書き込みされるようです。
そして、今度は点滅させるプログラムを実行させてみました。
const int LED_PIN = 14; void setup() { // put your setup code here, to run once: pinMode(LED_PIN,OUTPUT); } void loop() { // put your main code here, to run repeatedly: digitalWrite(LED_PIN,HIGH); delay(1000); digitalWrite(LED_PIN,LOW); delay(1000); }
問題なく点滅させることができました。
次回は、スマホからLEDのON-OFFをさせてみようかと思います。